2011年6月19日日曜日

チャレンジするということ

こんにちは。ブログの3回目は青野が書かせていただきます。

初回にして何を書こうか迷ったのですが、今回はとある人物を題材に「チャレンジするということ」というタイトルで書いていきたいと思います。

『ソーシャル・ネットワーク』という映画をご存知でしょうか。ハーバード大の学生であるマーク・ザッカーバーグがのちに世界最大となるSNS「Facebook」を創設し、サイトが成功していく様子が描かれています。(単純なサクセスストーリーではないんですが)
最近DVD化されたらしいので見てない方は是非!


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この映画にはとても魅力的な人物たちが登場します。先述したマーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者・CEO)やショーン・パーカー(Napster創業者・Facebook初代社長)です。彼らは天才というか変態ですね。
「facebookは完成しない。ファッションと同じだ」「パーティーを11時でお開きにするな」「I'm CEO, bitch」など名台詞も多いです 笑

このように目立ちまくってる彼らの影に完全に隠れ映画での登場シーンはかなり少ないんですが、僕が今回の記事の題材にしようと思ったのは、ダスティン・モスコビッツという人物です。写真の左から2番目の彼です!

(写真は http://goo.gl/xLP1R より引用)

「ここまで『ソーシャル・ネットワーク』の話題で引っ張っておいて、題材にする人物がほとんど登場しないとはどういうことだ」とかツッコまれそうですが、気にせず書き進めます。


彼はハーバード大時代のザッカーバーグのルームメイトで、Facebookの共同創業者です。なぜ僕が彼について今回取り上げたかというと、こんな逸話が残っているからです。


ザッカーバーグはfacebookを公開した後、サイトの運営を手伝ってくれる人間を探していました。そこで「じゃ助けてやるよ」と名乗りを挙げたのがルームメイトだったモスコビッツです。

サイトの運営には当然プログラミングの技術が必要です。しかし、彼は当時経済学を専攻しており、そんなスキルは持っていませんでした。ザッカーバーグも「無理だぜ、君はコーディングできないだろ」と言います。
そう宣告された彼が何をしたか。彼は週末に『サルでもわかるPerl』という本を買って知識を詰め込み、週が明けるとザッカーバーグに

「Now, I'm ready. (準備OKだ)」

と声高らかに宣言するのです。(facebookはPerlで書かれていなかったため、この努力は実際には実らなかったようですが・・・)
その後も彼はザッカーバーグのコードを見て真似をし、プログラミングを学んでいきます。そして、facebookの正常な運営には欠かせないエンジニアへと成長していくのです。彼の献身ぶり、努力は社内の誰もが認めるところであったそうです。


この話を知って、彼の行動力、そして努力に僕は驚き、見習わなければならないなと思いました。
「今までやったことがないからできない」と考え目の前のチャンスを逃してしまうこと、それは本当にもったいない。もちろん未経験のスキルを身につけるには、モスコビッツのような凄まじい努力を要すると思います。しかし、やる前から無理だと決めつける発想がいかに馬鹿馬鹿しいものであるか。この逸話からはそんなことを学べるような気がします。
「彼はハーバード大入学するくらいだし、元々センスあったんだろ」という反論もあるでしょうが、やってみなきゃセンスの有る無いも分からないですしね。またそれは別の問題であると思います。


僕もプログラミングの経験が少ないくせに来年からエンジニアをやりたいということで、現在研究の合間に勉強をしています。モスコビッツを見習って多大な努力をしなきゃいけないですね。まだまだ時間の使い方も下手だし、中々進んでないんですが。。。でも、新しい知識を学んでいくって楽しいので、この気持ちは忘れずに持っておきたいところです。

話が少し逸れますが、就活中にも「大学で〇〇を専攻してたから●●の業界に行きたい」って人に結構会いました。今までの経験を生かして仕事を選ぶという考えが間違っているとは全く思いませんが、その考えによって選択肢を自ら狭めてしまうのは良くないことなのかもしれません。


グダグダ長い記事になってしまいましたが、

・「やったことがないからできない」と諦めず、チャレンジしてチャンスを掴み取ることの重要性
・ただし、それには大きな努力が必要

モスコビッツを題材に、こんな感じのことが述べたかったわけです。もちろん自戒を込めて。
上記のことは、エンジニアという職種に関らずどんな仕事にも通ずるんだろうなと思います。頑張らなきゃなあ。



※余談ですが、、、
モスコビッツは現在facebookを独立し、Asanaというサービスを立ち上げたみたいですね。こちらも非常に楽しみです!

※さらに余談ですが、、、
facebook繋がりですが、この本も面白かったです。

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facebookの成長の軌跡が詳しく書いてあります。VCやライバル企業との駆け引きのシーンなど読み応えある本でした。

2 件のコメント:

  1. チャレンジすると決めて第一歩を踏み出すことでいろいろなことが変わってくるよね。ほとんどの人はやろうかなと思っても実際には最初の一歩を踏み出さずに終わる。
    それに一歩を踏み出すだけで満足してしまっては何も実現されないということもその通りなんだろう。
    私も頑張ります。

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  2. ブログ読んでびっくり、同じことを考えているもんだね笑!!
    俺もモスコビッチはかなり意識してる部分がある!

    同じようなこと考えてる人が同期にいるのはすごく嬉しいことだね〜
    頑張ろう!

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